Netflixの食×旅ドキュメンタリー番組まとめ

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食べもののこと

こんにちは!
わたしはNetflixに登録しているので、様々な配信番組を観ています。
今回は、Netflixで配信している番組の中から
「食をテーマにしたトラベル型ドキュメンタリー」(2018年10月時点配信)
に関する6作品を紹介します。

この記事は

・世界のおいしい料理が出てくる番組が観たい人
・料理の背景やベースとなるモノ・コトが知りたい人
・美しい映像に癒されたい人
・料理人の考えや思いを知りたい人

におすすめです。

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美味しい料理の4大要素

Salt Fat Acid Heat | Official Trailer [HD] | Netflix

2018年10月現在、最新の食×旅ドキュメンタリー番組。
料理家であり、フードライターとしても活躍するサミン・ノスラットが、
自身の著書『Salt,Fat,Acid,Heat』をもとに、料理に必要な要素である
塩・脂・酸・熱を追求するため世界を旅します。
シーズン1(全4話)では、イタリア・日本・メキシコ・アメリカ(サミンのキャリアがスタートした場所)を訪れ
現地の生産者や料理人から様々なことを学びます。
わたしが面白いと思ったところは、第2話「塩」で日本を訪れている回です。
フードディレクターの野村友里さんと藻塩や味噌、醤油の製造所や築地を巡ります。
私たちが当たり前に使っている調味料や調理法をみて、海外の人たちは
「日本人は塩の重ね方がうまい」や、
「食材の美味しさを引き出す知恵を持っている」と言っています。
そして、熟成することによって増す旨味についても、想像以上に理解があり、
こういう人たちが、ヘルシーだけじゃない和食の魅力を海外で広めているのかな、と思いました。
他にも、映像や抜粋されたコメントのシーンを通じて、日本の印象ってこういう感じなのかーと
新しい発見ができて面白かったです。
サミンが一口試食して、にこーっと笑みがこぼれるシーンは、観ていて幸せな気持ちになります。

COOKED 人間は料理をする

Cooked | Official Trailer [HD] | Netflix

フードジャーナリストのマイケル・ポーランが火・水・空気・土に注目し、
それらを食文化や調理科学の観点から説明するドキュメンタリー番組です。
この番組の面白いところは、料理をアカデミックな観点からみて紹介しているところ、
また現代の家庭料理の問題点にも切り込んでいるところです。
番組内で加工食品について言及している部分があり、マイケルは
「加工食品を家庭料理と勘違いしている」と言っています。
他にも考えさせられる部分が多くありました。
ちなみに、第2話「水」の回では、先に紹介したサミン・ノスラットも登場しています。
彼女は彼が行なっていたフードライターの講義の生徒だったそうです。彼女の番組と通ずるものがあったのも納得です。
わたしが考える家庭料理の大切な部分に、さらに気持ちを高めてくれる番組でした。
何度も見返していきたいです。

アグリー・デリシャス 極上の“食”物語

Ugly Delicious | Official Trailer [HD] | Netflix

韓国系アメリカ人であるデイビッド・チャンは、シェフであり、
レストランチェーン、モモフクグループの創設者で実業家です。
日本での修行経験もある彼が創り出す、様々な文化が融合した料理は
ニューヨーカーをはじめ、世界中から注目されています。
そんな彼が、様々な料理の原点や新しい試みなどを体験していくドキュメンタリー番組です。
彼を知ったのはこの後紹介するマインドオブシェフという番組なのですが、
この番組でも、彼の料理に対する純粋さ、学んできたことをアメリカ料理としてどのように昇華していくかに情熱を注いでいることが伝わってきます。
彼の発言が直球すぎて、日本人だったら無礼だと思われることも平気で言ったりしていますが、的確だなと思ったり、
それらを知ることができるのもこの番組の魅力です。
彼をみていると、日本の料理家小林ケンタロウさんや、栗原心平さん、きじまりゅうたさんなどと通じる部分があるなと感じました。
ワイルドで男らしい部分と、少年のような好奇心と、プロとしての技術。
これらを、美味しそうな料理とともに観ることができる番組です。

マインドオブシェフ

The Mind of A Chef | Premieres on PBS – November 9, 2012

現在シーズン5まで配信されていて、そのシーズンごとにスポットが当たるシェフが変わります。シーズンごとに登場するシェフのルーツに迫りながら、今後の発展を追っていくドキュメンタリー番組です。シーズン1ではデイビッド・チャンが出演しています。日本における出汁の役割を日本での修行中に学んだチャンが、さらに燻製や発酵を追求するため日本に訪れ、鰹節などの魅力に迫ります。これらから得た知識や技術をアメリカで活かすために、オリジナルの「豚節」を考案していく様子などがとても興味深く面白かったです。
それぞれのシーズンごとに違うシェフが登場するので、様々な料理の知識や、料理界を牽引するシェフ達の内面を覗くことができます。

CHEF’S TABLE シェフのテーブル

Chef's Table | Official Trailer [HD] | Netflix

世界で活躍するシェフ達を訪れ、彼らが重要視する食材、調味料、調理法のルーツを辿るドキュメンタリー番組です。
シェフたちに密着し、彼らの考えること、独創性のある料理の根底にある伝統など、事実を淡々と伝えていく内容なので
情熱大陸と似たような感じで観ることができます。
映像が美しく、料理の香りまで伝わってくるようなサウンドもあり、観ながら生唾を飲むこと間違いなしです。

腹ぺこフィルのグルメ旅

Somebody Feed Phil | Official Trailer [HD] | Netflix

「Hey! レイモンド」の製作者フィル・ローゼンタールが世界中を巡り美味しいものを満喫する、ザ・旅グルメ番組です。
この番組で扱う美味しいものは、美食に限らず、その土地でしか味わえないものや、今流行っているものなど、多くの視聴者が興味を惹かれる内容になっています。
フィルが明るくユーモアに溢れていて(演出かもしれませんが)、コメントの所々でクスッと笑わせてくれます。(彼の奥さんや両親も登場します)
フィルの人柄のせいか、街並みや現地の人との交流が多く映っていて、旅好きの人もかなり楽しめると思います。美味しそうだなーとか、行ってみたいなーとシンプルに思わせられる番組です。常にわくわくとときめきを感じられるので、何を観ようか迷ったら、この番組をおすすめします。

 

Netflixで食欲の秋と鑑賞の秋を同時に楽しんで!

Netflixで現在配信している、食×旅のドキュメンタリー番組を紹介しました。
どれも1エピソードが1時間以内なので、何かの合間に観ることが可能です。
これらの番組を観たとは、丁寧にごはんを作ろう!と思えるし、外食の際にも「このメニューにしたきっかけは何だろう?」と
いろんなところに興味をもつようになりました。そして、日本の食文化の繊細さや奥深さを海外の目線から知ることができました。
年末や来年の旅行などを計画中の方にも参考になる番組だと思います。
Netflixは1ヶ月無料体験なども行なっているので、登録していない方は1ヶ月だけ体験して観るのも手です。
わたしはFire TV Stickでテレビで見ることが多いです。

気になっている方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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