銅の料理道具を買ってみた【卵焼き器】

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考えたこと
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銅の料理道具ってどうなの?

鉄の料理道具好きを豪語していますが、一つだけ悩みがありました。

だし巻き卵が綺麗に作れない

わたしの技量によるものが大きいとは思うのですが
鉄製の特長である、高温を保持する力が、だし巻き卵を作る際のデメリットになっているのではと考えました。
水分がすぐに蒸発してしまい、
だし味の卵焼き
になってしまいます。
目指すは汁のしたたるような、じゅるりとしたあの感じ。
正月には是非とも作りたい一品です。
我が家の正月は伊達巻とは別に、巨大なだし巻き卵を作ります。
毎年作ってはいるのですが、どうも理想のだし巻き卵に仕上がりません。
そこで、この悩みを解消するため、これをゲットしました。


銅製の卵焼き器です。
銅は熱伝導が良く、すぐに全体に熱がまわります。
逆を言えば、すぐに冷めやすいので熱の調節がしやすいと言えます。
だし巻き卵の焼きすぎを防ぐために、銅は理想的な素材だと考え、銅製の卵焼き器を選びました。

この卵焼き器は京都(三十三間堂の西)に店舗を構える
鍛金工房WESTSIDE33の寺地茂さん
の作品です。

う、、、美しい、、、、


飾っておきたいくらい美しいのですが、理想のだし巻き卵を作るため
育てて行こうと思います。

銅製の卵焼き器について

銅製の卵焼き器も、鉄製と同様、ならしが必要です。
卵焼き器についていた説明書によると

・初めて使用する際には食器用洗剤をつけたスポンジで軽く洗って、十分に水気を拭き取ること
・油を注いで中火強でゆっくり熱すること
・空焚きは絶対にしないこと
・焦げ付きは、お湯でふやかした後、食器用洗剤をつけたスポンジで取り除くこと

と記載があります。
このことから、
・焼き切らなければならないほどの錆止めコーティングは施されていない
・油ならしは必須
・空焚きはだめ
・いざという時は洗剤を使ってOK
という事がわかりました。

このことを基にさっそく油ならしをしていこうと思います。

油ならしの方法

①卵焼き器を洗ったら十分に水気を拭く

説明書通り、食器用洗剤をつけたスポンジで優しく洗います。
あまり強くこすると、食材が触れる面に塗ってある錫(すず)が傷つくかもしれません。
やさしーく洗います。
使い込んでいくときっと気にしなくなっていくのでしょうね。笑

②油を注ぐ

初めての油ならしなので、底から3ミリくらいの高さまで注ぎます。

③強めの中火で熱する

火にかけます。我が家のガスコンロのセンサーが反応し、頑張っても

これくらいの火力にしかなりませんでした。最初はカセットコンロでやる方が良いかもしれません。
火にかけたら、ときどき油を染み込ませたキッチンペーパーで内側の側面を拭き、満遍なく油を巡らせましょう。


注いだ油が180度くらいになったら(菜箸を入れたら気泡が勢いよく出るくらい)
そこから2〜3分熱して火を止めます。

④油を除いて拭きあげる

油の温度がある程度下がったら、油を別に移し、表面を拭きます。

今回は食材を使っていないため、拭きあげたらこれで終了です。
錆止めもかねて、油は落とさずにしておきます。

油ならし後の変化

内側

一度の油ならしでは、それほど大きな変化はありませんでした。
少し黒っぽくなったかな、という感じです。

外側

キラキラだった銅が、玉虫色と茶褐色の入り混じる感じになりました。
きっと使い続けると、古い10円玉のように、茶色ーくなるのでしょう。

銅製の料理道具も好きになりそう!

銅の卵焼き器を買うにあたって、色々と調べていくうちに
銅製の料理道具も魅力的に感じてきました。
卵焼き器はまだ使い始めたばかりなので、程よく育ってきたら
鉄の卵焼き器と比較していきたいと思います。
銅の料理道具にも惹かれ初めているので、他にも色々と手に取り初めそうな予感。
おすすめの銅の料理道具や面白い情報などあれば教えていただきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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