家のおでんを白めし泥棒にする方法

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食べもののこと

まだまだ寒い日が続きますね。熱々のおでんを熱燗とちびりちびりと楽しむのがこの時期の楽しみのひとつです。

しかし、

おうちおでん=おかず

の家庭も多いはず。我が家もそうです。そこで今回は、あえて上品なおでんではなく、ごはんが進むおでん作りのコツを紹介したいと思います。

(もちろんお酒もね!笑)

出汁は濃いめにとる

鍋に水を入れ、昆布をしばらくつけておきます。弱火にかけ、煮立つ直前で取り出します。ここで使った昆布は適当な大きさに切って、結んで、おでんの具にしました。

鍋にかつお節をひとつかみ投入し、弱火でしばらく煮ます。本来和食で使う出汁は、かつお節が浸ったらすぐに取り出しますが、しばらく煮ることで、出汁にかつお節の味がしっかり移り、おでん全体の味を底上げしてくれます。出汁が黄金色になったら、かつお節を濾します。

水2L・昆布2×10cm・かつお節ひとつかみ使用しました

食材に味が入りやすくする


出汁をよーく含んだしみしみおでんを目指すなら、この工程は重要。

面取り&隠し包丁です。

面取りとは、食材の角ばっているところを切り取り、荷崩れを防止する意味があります。大根やにんじん、いも類などは面取りをしておくと、2日目のおでんも煮崩れることなく楽しむことができます。

隠し包丁は、食材の断面に切れ込みを入れることです。これを行うことで、味を染み込みやすくすることができます。かたい野菜やこんにゃくには是非隠し包丁を入れましょう。

さらに、これらの食材を一度下ゆでしておくと、アクや臭みが取り除かれます。

練り物は味付けに一役買ってくれる存在

具材として楽しむ練り物ですが、これらはおでんの味付けにも一役買ってくれます。代表的なものとして、ちくわやはんぺんがありますね。これ以外にわたしは今回、ずっと食べたかったおでんの種屋さんの練り物を購入しました。

ぷりっぷり!半分は炙って食べます。

厚揚げや揚げた練り物は、さっと湯通ししておくと表面の余分な油を取り除くことができます。

味付けは調味料の量よりも、煮る&放置が重要!

ごはんが進む、しっかりと味の染みたおでんにするためのポイントは

煮る&放置

です。具材を煮る際には、出汁がふつふつと煮立つくらいの火力をキープします。火力が強すぎると中まで火が通らず、味の入りも表面だけになってしまいます。このまま野菜が柔らかくなるまで煮ましょう。野菜が柔らかくなったら、一旦火を止め放置します。火を止めて温度が下がる過程で食材に味が染み込みます。調味料の分量はいつも通りでも、このポイントを抑えると、具材によく味が入ります。ちなみにわたしは、出汁1.5Lに醤油・酒50cc、みりん70ccで作りました。練り物が多めだったのでこれくらいがちょうど良かったです。

大きな鍋で煮た後、この日食べる分だけ土鍋に移し、再度煮ました

おうちのおでんを白めし泥棒に!

この方法でおでん作りをすると、本当にごはんが進みます。お子さんのいる過程では、おかず&酒のおともとして、みんなでわいわい食べられるのが嬉しいですね。ひと手間を惜しまず作るおでん、是非試してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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