ゼロから始める農業①パターンを選ぶ

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農のこと
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農業を始めたい。でも何もない。

「農業を始めたい」「就農したい」
そう思っていても、実際は何から手をつけて良いか分からないことばかり。
この記事では、農業を始めたいけど
知識なし・技術なし・コネなし
全くのゼロ状態の方が、どのように農業を始めるかをまとめた記事です。
今回は始める上でのパターン(方向性)について紹介していきます。
わたしもゼロから農業を始めたいと考えるひとりです。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

3つのパターン

農業を始めるにあたり、大きく分けて3つのパターンがあります。

・自給自足する
・雇ってもらう
・独立する
それぞれにメリット・デメリットがあります。
農業を始める上で自分の望んでいる形は、この3つのどれに当てはまるか考えてみてください。
以下にそれぞれのメリット・デメリットをまとめておきます。

自給自足

メリット:始めやすい。自分の好きなようにできる。
デメリット:収入には繋がりにくい

自給自足やスローライフの一環として農業を始めたい人。
自分たちの好きな規模で、好きなように作業することができるので、
生活の質や幸福度は非常に高くなると思います。
一方で、収入には繋がりにくいので、これで生計を立てるのは難しいと思います。
繋がりにくいというのは、一部で収入に繋がっている方もいるからです。
自給自足する過程や、そこで得た学びを発信する力が強い方は、
そのスキルを活かして、情報を収入に変えています。書籍やネット配信など。
しかし、それらが収入に行き着くまでにも時間と労力を要するので、簡単なことではありません。

雇ってもらう

メリット:ノウハウが学べる、安定した収入
デメリット:やりたくない事もやらなければならない、抜け出すのが難しい

農業を収入源にしたい、でもやり方が分からない・自分で最初から始めるのは不安、という人。
このパターンを考える方の中には、将来は独立することを視野に入れている方もいるかもしれません。
このパターンを選ぶことで、実際に農作物を作る方法を学ぶことができます。
また、就職するという事は、収入も得ることができます。働き始めれば、毎月きちんと収入が入るので、安定しているとも言えます。
しかし、就職するわけですので、やりたい事だけやれる訳ではありません。
働き方が農業、というだけで、形態は他の企業と変わらないので、
上から言われた事・求められている事をやる、ということに変わりはありません。
また、他の企業と同様、辞めにくいという事態も起こる可能性があります。

独立する

メリット:思い描く計画で進めることができる、自分次第でどこまでも大きくすることができる
デメリット:コストがかかる、利益が出るまでに時間がかかる

自分ですべてこなしたい人。
独立すると、自分の出した結果がそのまま自分に返ってくるので、とてもやりがいのあるパターンです。
単に作る、という作業だけでなく、準備から出荷まで自分の力で行います。
相当なエネルギーを使いますが、それが全て自分に返ってくること、結果次第ではより多くの利益を得ることができます。
しかし、この記事を読む方の多くはゼロからの出発。実家が農家ではない人も多いのではないでしょうか。
そういった人たちが農業を独立して始める場合、土地や環境の問題から取り組む必要があります。
それ以外にも、農機具の問題、人手の問題、失敗した時の対応など、様々な部分を解決しなければなりません。
お金をかければすぐに解決する問題でもあるので、お金に余裕がある方はすぐに独立しやすいと思います。

自分のパターンを見つけよう

ゼロから農業を始めるための、3つのパターンについて紹介しました。
このパターンのうち、ひとつを突き詰めるのでも良いし、
ひとつを進めながら、最終的には別のパターンに行き着く計画でも良いと思います。
ここでお伝えしたメリット・デメリットも踏まえ、
皆さんがやりたい農業に上手くシフトできれば嬉しいです。
それぞれのパターンの最初のステップを知りたい方は
↓の記事も読んでみてください

ゼロから始める農業②最初のステップ
知識なし・技術なし・コネなしの人が、ゼロから始める農業についてまとめました。 前回紹介した3つのパターンをもとに、それぞれの最初のステップを紹介。農業に興味があるけれどどこから初めたら良いか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

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