さんまには胃袋がない!?内臓どうする?

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食べもののこと
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さんまが美味しい季節

さんまが美味しい季節がやってきましたね。
新物のさんまを手にしたら、まずは塩焼きで食べたい!と考えるのはわたしだけではないはず。

わたしは
さんまの美味しい食べ方やレシピを知っているぞ!
と、万全の体制でさんまを迎えようとしていたのですが
さんまに関するリサーチをしている中で、
恥ずかしながら、初めて知ることがありました。

それは

さんまには胃袋がない

と言うことです。
皆さんは知っていましたか?
え、じゃあさんまってどうやって食べたものフンにしてるの?
衝撃を受けたので、知らない方がいたら一緒に驚いてください。

さんまは無胃魚

さんまには、そもそも胃や腸といった区別がなく、
内臓が一本の消化器官として形成されています。
胃がないので、無胃魚、と言うわけですね。
イワシやコイ、タイなども無胃魚になるそうです。

食べたものの消化が早い

さんまは主に動物性プランクトンを餌とします。
また、さんまはこの一本の消化器官が短いため、
30分ほどで食べたものを消化・排出するそうです。
なので、内臓に残っているものが少なく
まるごと食べることができるというわけです。
タイなどは、食べたものを消化するのに時間がかかるため
内臓にモノが残っている場合が多いそう。
内臓を取り除いてから食べる方が美味しく食べられるんですね。
イワシも内臓ごと食べられますが、独特のクセを感じるので
美味しく食べるには取り除いたほうが良いのかも。

気になる人は取り除くのもアリ

さんまは内臓ごと美味しく食べられる!
とはいえ、独特の苦みや寄生虫などが気になる方もいると思います。
そんな方は、取り除いて食べるのもおすすめです。
内臓を取り除いて食べる際のおすすめ下処理を紹介します。
三枚おろしは苦手だなーと思う方は参考にしてみてください。

筒切り

さんまの頭〜エラの部分と胴体を切り離します。
この時、さんまの両面から包丁を入れ、骨まで到達したら完全に切り離さず、
骨を折って引っ張るようにして胴体と離すと、内臓が頭にくっついて出てきます。
胴体を三つ四つに輪切りにします。
内臓があった部分が穴になっているので、割り箸などを入れながら
流水で残った内臓や血を洗い流します。
水気を拭き取ったら完成!
この方法だと、煮付けなどにする場合に身が崩れにくくて良いです。

手開き

さんまの頭を切り落とします。
腹の部分を斜めに切り落としたら、内臓を取り除き
流水で洗い流します。
頭の方から尾の方に向かって、手で優しく開いていきます。
この時、骨と身を剥がすような感じで開いていくと綺麗に開けます。
開いたら尾の部分の骨を折り、今度は尾の方から頭に向かって
中骨を優しく外していきます。
片手で身を抑え、片手で骨を外していくと綺麗に外れます。
残った小さい骨や、腹骨を取り除いたら完成!
蒲焼きなど、骨を気にせず食べたい時は、手開きがおすすめです。
骨はカリカリに揚げると美味しいです。

さんまの選び方

スーパーなどでさんまを買う時、なるべく鮮度の良いものを選びたいですよね。
鮮度の良いさんまを選ぶ簡単なポイントは2つあります。
買い物の際などチェックしてみてください。

口先が黄色いもの

サンマは鮮度が落ちると、口先の黄色い部分がなくなっていきます。
選ぶ際は口先が黄色いものを選ぶようにしてください。

ハリがあるもの

なかなか見極めが難しいかもしれませんが、
背筋がピンとしていて、表面がパンっと張っているものを選びましょう。

さんまは使い方色々!

さんまが内臓ごと食べられる理由がわかりました。
塩焼きだけじゃない、色々な食べ方があるので
旬のさんまを美味しく処理して、秋の味覚を堪能したいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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