お菓子作り初心者が心得ておくべきこととは
わたしは普段のご飯や、ちょっとしたおもてなし料理は難なく作ることができます。しかし、お菓子作り(パン作り)は全くの初心者です。
田舎へ引越してからというもの、仕事帰りに駅前のケーキ屋さんに寄ったり、デパ地下でチョコレートの催事に寄って帰るなんてことがなくなりました。近くにデパートはないし、帰る時間にはケーキ屋さんは閉まっています。
電車通勤から解放された喜びが一番大きいものの、こういった小さな喜びが減ってしまったのはちょっと残念です。
なので、甘いものが食べたい時は、作ることになりました。今回はバナナとチョコのカップケーキ。
お菓子作り初心者がやりがちなこと

わたしを含め、お菓子作り初心者は
- 準備なしにゴールに向かってまっしぐら
- 自分流に染める
- 道具の使い方が下手
この3つをやってしまいがちです。慣れている方であればレシピのタイトルを見ただけで、どんな準備が必要か、どんな工程が待っているか、頭でピピッと段取りできると思います。初心者がやってしまいがちなこの3つについて、もう少し詳しくみていきましょう。
①準備なしにゴールに向かってまっしぐら
作りたいお菓子のレシピを調べます。作りたいレシピが決まったら、材料の準備をします。そして、作っていきます。
ちょっと待って!
下準備はしてますか?必要な道具は取り出していますか?
お菓子作りでは“常温に戻しておく”作業や“粉類をふるっておく”作業など、レシピ工程①の前にやっておくことが多々あります。
また、オーブンを余熱しておいたり、ハンドミキサーを準備しておいたり、必要な道具を出しておかないと、段取りよく作業できません。
わたしがよくやってしまうのは、オーブンシートを買い忘れることです。残りが数センチしかなかったりと、オーブンシートを使う工程で気づくことがほとんど。このときの悲しさたるや。。。

②自分流に染める
これもよくやってしまいます。
〇〇の代わりに××を使う、甘さ控えめが良いから糖類を減らす、などなど。
もちろん自分好みの味を追求するのが手作りの醍醐味ではありますが、それは正解の味を知ってからやるべきこと。最初からやってしまっては、好みの味にたどり着けないのはもちろん、このレシピ自体がよくなかった、と勘違いしてしまう可能性も。お気に入りのレシピに出会うチャンスを逃すのはもったいないです。
③道具の使い方が下手
ここでいう使い方とは、選び方のことです。わたしもよくやってしまいます。動画のバターをクリーム状にして砂糖とすり合わせる部分。レシピでは“泡立て器で”と書いていましたが、早く作業できそうだったのでハンドミキサーでやりました。これが失敗。砂糖とバターが綺麗に混ざりません。“すり混ぜる”というのは、泡立て器で行う方が効率がよく、うまく仕上がります。勝手なイメージで道具選びをしてしまうと、結果時間をとられたり出来栄えにも差ができてしまいます。
お菓子作り初心者の心得

以上の3つのことから、お菓子作り初心者が心得ておくことは
①作る前にレシピを一通り読む ②レシピ通りに作る
この2つです。
こんなことか、と思うかもしれませんが、お菓子作りを前にすると、意外と忘れてしまうものです。
作る前にレシピを最後まで読むことで、どんな下準備・道具が必要かがわかります。道具に関しては、ボウルが小さかったなど些細なモヤモヤも解消できます。
また、レシピ通りに作ることは基本の味を知る上でとても重要です。シェフや料理家の方が何度も何度も失敗・調整して出来上がったレシピです。私たちが失敗しないよう作られたレシピを、最初から崩す必要はありません。まずは正解の味を知って、そこから自分好みに仕上げていくようにしましょう。本によっては、最初のページに道具についての説明がされています。「この本のボウルは直径○センチを使用しています」や「電子レンジは○ワットで使用しています」など。レシピ本を買ったら、まず最初のページを見てみてください。
心得を理解して、脱初心者へ!

お菓子作り初心者の心得をわたしなりに考えてみました。
お菓子作りに興味がある方や、イベントごとで作らなくてはいけない方の参考に慣れば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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